やんわりブログ

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妻と一緒にお昼ご飯を食べる

「今日のお昼ご飯、なんにする?」

このセリフは僕が休職してから毎日ずっと妻にかけている言葉の一つだ。

僕は料理ができるほうだと思う。料理が好きなわけではないが、自分で何かを作ったりすることが大好きなので、その一環として料理を作るようになりレパートリーが増えているだけだけど。

妻は決まって「んー...なんにしようか」と返してくる。

妻はあまり主張が強くない。だいたい僕の提案を飲んでくれる。唯一主張があったとすれば子どもの名前を決める時くらいで、他に目立った主張があった記憶はない。先日も僕が「カレー食べたいけどどう?」って提案すると二つ返事でOKが返ってくる。

こんな主張のない妻だけど、実はめちゃくちゃ真のある強い女性なのだ。子どもに対する育児や教育だったり大好きな旅行の計画だったりインテリアだったり、全てにおいて主張が、いわゆる「妻らしさ」があふれんばかりに反映されている。

何度か引っ越しをして住む都道府県が変わっているのに、家の中は絶対に昔から住んでいる家族の家になっているのだ。部屋数が変わったり間取りが変わったりしていてもだ。ただ持ってきたものを自然に飾っているだけでこうなるのは妻らしさがあふれているからだろう。

そして休職中のデブ(僕)が毎日家にいても文句の一つも言わない。コロナ禍で夫が家にいっぱなしになり離婚する夫婦が急増したというニュースが嘘のようだ。むしろ一緒にウォーキングや昼寝やドラマを楽しんでくれている。

僕は本当に恵まれていると実感する。当たり前になってしまう時もあるけれど、こんな僕のそばにいてくれて感謝している。

そんな妻と、今日も僕が作ったお昼ご飯を食べる。